2014年1月24日金曜日

日本を感じる




先日、こちらでお世話になっている日本人の方のお家にお邪魔してきました。
私の住んでいるアパートから自転車ですぐのお家。

ラオスで、お茶のお稽古をしたりして活躍されている方です。

お友達と二人で行ったのですが、お茶をいただくだけでなく、
作法まで教えて下さいました。


一つ一つ道具を清めるための作法や、失礼のないように敬意をはらう行為が、
よく考えられていて、無駄がなくとても綺麗でした。
こういう時、日本の文化っていいなぁ。もっと知っておくべきだと感じます。

私の作法は、さておき。お抹茶、とてもおいしく頂きました。



この日は、お昼ごはんにおそうめんを食べ、お抹茶をいただいて、
その後、豆乳寒天の黒蜜ソース添えを作ってみたので、それを食べて
いただきつつお茶をして、女子トーク。


3人とも、経歴は違えど、合気道とテキスタイルに興味がある、という
共通点があって、たくさん話して、おなかも気持ちも満足☆


ありがとうございました〜。

2014年1月18日土曜日

最終日




ルアンナムター最終日。
朝早起きして、最後にお散歩をすることにしました。


ゲストハウスを出て、少し歩くと“竹橋”という
竹と木で出来た橋が出てきます。



見た目頼りないのですが、バイクも通るしっかりとした橋です。
ここを渡ると、村が出てきました。




機織りや糸巻きをしていました。
自然染色をした糸で、機織りを続けている村のようです。
朝早かったので、実際織っているところは見せてもらえなかったけど、
いくつか途中の織物と、織り機を見せてくれました。



もし、この近くにレンテンの村があればもう一度見てみたくて、
近くにあるか聞いてみる。


『あるよー。あっち。1㎞? 2㎞くらい。歩ける歩ける!』


あっちって・・・と思いつつ、指を指された方向に行ってみる。
できるだけ曲がらず、行かないと確実に帰り迷いそう。
ドングリでも落として行きたい気分。


少し歩くと、広い開けた道に出た。でも見渡す限りカオニャオ畑。
しかもまだ午前中で、山の方が霧がかかって遠くまで
見渡せなーい。


もう一度、誰かに聞こうと思って、近くにいるおばちゃんに声を掛ける。
向こうにあるよ、と。おばちゃんの家も、
方向が途中まで同じみたいで、一緒に歩いてみる。

どこから来たの?とか話しながら歩いていたけど、やっぱり村は見えてこない。
本当に近いの?2㎞は過ぎていると思うし、そもそも2㎞って測ったこと
あるんだろうかぁ。。。適当だよね、やっぱり。



このままレンテンの村を目指すのは、危険すぎる気がするので
諦め、そこから近いらしいおばちゃんの家に、お邪魔させて
もらうことになりました。初対面の外国人なのに、快くおいでおいでと。

 おばちゃんとも一通り話し終えて、無言になりひたすら歩く。



そして、ようやく『ここだよ。』と。

あー着いたぁ!


おばちゃんの家に連れてってくれました。

お家は高床式で、住まいの下に車やバイクと、織り機が置いてあります。
お家にあがってと言ってくれたので、お邪魔させてもらいました。部屋の壁が
竹で編まれていて、火が焚かれた台所もなんとも素敵。



ダンナさんが網を持って出てきて、これで10時になったら川で魚を捕るんだと。
10時まで居たら見たかったけどー・・・残念。そんなには時間がないのです。

そして、機織りが見たいというと、おばちゃんが村を案内してくれました。




娘さんが織った織物を1枚買わせていただいて、『また来るね!』と
約束してさよならしました。


来た道を同じように帰り、そして織物をもう少し買うため、
2日目にお邪魔した小さなお店に行きます。


若い女性が、自分で織った織物を販売している
そうで、落ち着いた色の丁寧に織られた物ばかり。

最後は、ここでお買い物しようと思っていたので、
藍染めの布とかすりのシンを買いました。


ごはんを食べて、休憩。もう少し時間があったので、
ルアンナムター唯一のワット。ミーサイ仏塔へ。



山が近くて、朝は気温が低いのですが、昼頃になると一気にからっと
晴れて、暑い。
ミーサイ仏塔は、丘の上。坂がきつい。。。


でも、坂を上りきると、心地よい風が吹いて、
ルアンナムターの街が一望出来ました。

仏塔に向かって行くと、おじさんがふらりと近づいてきて、
話しかけられる。5,000kip払って中に入れるらしい。

お金を払うとチケットを渡してくれ、鍵を開けて中に入れてくれました。


ひんやりとして、静か。



ロウソクに火を灯し、お線香を立て3回おじぎをしてお参り。
そして、おじさんがお経をとなえ災いから守ってくれるように、
糸を腕に結んでくれました。

静かな仏塔の中で二人。
なんだか空気が張りつめていて、短い時間でしたが、
とても大きな儀式をしているような気分でした。

外に出て周辺を散策した後、ゲストハウスで預かってもらっていた
荷物を受け取り、空港へ。



出来て数年しか経っていないので新しいけど、とってもコンパクトな空港。
国内線だけだしというのもあるけど、ゆる〜いセキュリティー。



これで、年末年始の旅は終わり。明日からまた日常〜。
ルアンナムター、また来ることになりそうな場所です。




2014年1月16日木曜日

ムアンシン



今日は、“ムアンシン”へ行きます。
ルアンナムターからバスで2時間。中国と国境を接する町で、
15㎞ほどでもう中国だそう。


朝、バス停まで歩いて、チケットを購入。
そして、バスというか・・・ミニバス??に乗って出発!


確実に定員オーバーで、中途半端に座っていて、おしりが痛い。。
大きな荷物は、屋根の上。山道な上、道がガタガタで揺れる揺れる。






こういう時、車酔いしないタイプで良かった〜、と思います。
私は車の中で本読めるくらい強いので、ちょっとやそっとでは、
酔わないのです。

途中、無言のトイレ休憩が1度あり(もちろん女性も野です)、予定
通り2時間程で到着。


ムアンシンではレンタサイクルで、村を訪ねると決めていたので、
お店を探します。バスターミナルにある地図を見ると、
どうやらここは中心地ではないみたい。
方角が全くわからず、バス会社の人に確認していざ出発。


銀行くらいしかないこの先に、市街地があるのだろうか。。。
と、てくれく歩いていたら、ワットやお店が出てきて。
レンタサイクルのお店も、一つだけあった!

20,000kipを払い、もらった簡易のマップを頼りにタイルー族、モン族、
アカ族の村を目指します。


途中、子豚やあひるに遭遇。




そして、一つ目の目的地、タイルー族の村に着きました。



高床式のりっぱなお家。
ここでは、特にハンドクラフトは見れなかった。


そして、そのまま山道を進んで行き、次にお邪魔したのがモン族の村。



モン族といえば、クロスステッチの刺繍と、カラフルな色の布。
刺繍を見たいんだけど…と言っても、やってるところはないなぁ。。。と。


でも、ふらり歩いていると、おばあちゃんが、刺繍してました。


このカラフルな糸は、昔ながらの物とは違って安く手に入るものに
変わってしまったかもしれないけど、一つずつ丁寧に
パターンを刺繍していました。



そしてそのまま、ふらりとサイクリング。







途中、出会った子ども達。
『サバイディー』と声を掛けると、ニコニコ笑って『サバイディー』と
返してくれます。村人以外の人が珍しいのか、何度も振り返ってみてます。



そろそろ疲れてきたので、休憩したいなぁと思っていたら、
学校を見つけました。休日で誰もいなかったけど、とても素敵な学校でした。



日本の協力で建てられた学校なのかな。












教室や、校庭が手作り感いっぱい。
少し休ませてもらいました。


休憩後、市街地を目指して戻ります。
朝は山が近いせいか曇っていたのに、すっかり晴れて暑いくらい。
自転車も帰りは下り坂。気持ちいい〜。




戻って、カオソーイでお昼ごはん。



アカ族の村はたどり着けなかったから、市街地までおりてきている
アカ族の人たちから小物を買おうと思って、話しかける。





買ってくれるとわかると、おばちゃんたちの“買って攻撃”を受ける。
さっきまで大人しかったのに、この人たちもルアンナムターにいる
アカ族の人たちと一緒。しつこいのです。


アカの人たちの刺繍は、とってもきれいなんだけどな。。。



アカ族の人たちとギャーギャー言っていたら、林さんに

声を掛けていただきました。

絵を描きながらアジアを旅しているそうで、バスまでの時間を缶コーヒーで

お茶をしながらいろんなお話しました。




私は、この絵がお気に入り。アカ族の人たちをモデルにしたそうです。

そして、本日最終のバスでまた帰宅。

帰りもガタガタの道。車に揺られて帰ります。 




明日で最後のルアンナムター。
今日は、ごはん何にしよう。。。ちょっとリッチに♪と、思っていたけど
自然とnight marketに足が向きます。

一人で食べるつもりだったんですが、昨日街を歩いていた時に
おしゃべりしていた、ツアー会社のラオス人に声を掛けてもらって、
一緒にごはんを食べることになりました。

行ってみると、オーストラリア人やらスペイン人やら、
いろんな国の人が集まっていて、ごはんをご一緒させてもらいました。


明日は最終日〜。

朝からお散歩するため、一足先にゲストハウスに戻って
おやすみなさ〜い。