2014年12月6日土曜日

やっぱり大好きな。。。

あっという間に、12月。すっかりブログの更新を怠っていました。ごめんなさい。

11月は、半年以上ぶりに日本へ帰国しました。


東京ではSwedenで出会った友人たちとプチ同窓会。そして、東京のお姉さんに甘えさせてもらってワガママな居候させてもらったり、お誕生日に美味しいケーキとともにおめでとうができたりと楽しい時間を過ごせました。


滞在中、日本民芸館へ行って日本の古き良きものを再確認もしました。季節的にも、 朝晩がちょっと肌寒いくらいの気持ちの良い季節に帰国できて、よかったです。

私の地元は三重県。ラオスで三重県と言い張っても、外国人にはどこ?と必ず言われてしまうし、日本人にもどこだっけ??ということもある。でも、ひいき目抜きにしてもとっても素敵な場所だと思うので、今日はそんな三重県のことを書きます。

三重県は伊勢湾に恵まれ、海の幸が堪能できます。しかも今の時期、鳥羽の方へ行くと牡蠣の食べ放題もあったりして、毎年恒例で食べに行っていました。生牡蠣。。。ぷりぷりしていておいしいでのす。

そして、登山者に有名な御在所岳がある湯の山は、四日市市から車で30分ほど。ここでは登山が楽しめる他、温泉もあります。
四日市。。。というと、公害。とマイナスイメージもあるけど、今は改善されて、星もきれいに見えますよ。しかも、コンビナートの夜景クルーズなんてものもあって、夜のコンビナートは、ちょっと近未来的な夜景が楽しめるスポットなんです。

名古屋からも、ローカル線で35分で近い。

そして、こだわりある素敵なお店がたくさんあります。たっくさんあるので、今回は昼間バージョンをご紹介します。


本屋と喫茶・雑貨屋が併設されていて、1日ゆっくりと過ごすのがオススメです。
しかも、月に1回絵本作家さんやイラストレーターの方などのお話が聞けるレクチャーや、原画展も行っていて見逃せません。
天井まである本棚にぎっしりと詰まった本。立ち読み歓迎なので、ゆっくりと自分のお気に入りの本が選べますし、本好きのスタッフにオススメを聞くのもいいですよ。"子どもの本"というけれど、大人向けの面白い読み物や写真集も充実しています。

また、メリーゴーランドから徒歩3分の最寄駅伊勢松本駅のすぐそばに、Sido boulangerieがあります。
私が一番美味しいと思うパン屋さん。店内にはいつもお客さんがいっぱいで、あっという間に売り切れてしまうパン屋さんです。中でもシンプルパンが美味しくて、食パンやバケットは毎日食べても飽きないほどおいしいです。このパン屋さんに慣れてしまうと、他のパンでは物足りなくなっちゃいます。


そして、近鉄四日市駅近くの商店街にあるラジカフェ
おしゃれな雰囲気の店内。パスタ・ピザをはじめオムライスなどが味わえます。この日私が食べたのは、オムハヤシとパスタ。どちらも美味!
そして、こんなかわいいてぬぐいまで売っていました。
毎年菰野町で開催される”カモシカ音泉蚤の市"の際に作られた、カモシカてぬぐい。
ゆったりまったりできるカフェです。また週末には、さまざまなアーティストのライブが行われ、良い音楽が楽しめるのです。

そして、以前イベントでもお世話になった月の温
蒸しパンと焼き菓子のみを販売するこちらのお店は、民家の玄関先をショップとして使っています。店主のまきちゃんの家に遊びにきたような雰囲気で、ついつい長居しちゃいます。月の温の手作りお菓子たちは、素材にこだわり、乳製品や卵を使っていない、体に優しい素朴なお菓子です。
そして、四日市から西に向かったところにある三重郡菰野町。
こちらには御在所岳という登山者に人気な山があります。道によっては結構険しい道もあるんですが、紅葉の季節は美しい景色が楽しめるので、長〜い渋滞ができるほどです。


私は帰国した時に、その横にある鎌が岳に登ってきました。こちらは、1時間半ほどで登れる山。登りがきつい箇所もあったけど、短い時間でも登れて「山頂でおにぎり食べたい!」が叶ったので、大満足でした。

山から下りてくると、菜食ごはんが食べられるカフェ・コブというカフェがあります。
緑色の壁とレトロなライトが可愛らしい店内で、肉・魚・乳製品・卵などを使わない菜食ご飯が食べられます。

お食事はもちろんのこと、スイーツもオススメで、豆腐レアチーズ・チョコベリータルトなどがあります。私はいつもソイカフェオレと一緒にカフェをするが楽しみで、よくお邪魔してました。

そして、もうすぐクリスマス!ラオスに来るまでは、クリスマスはコブで。と決めていたんです。だって、ヘルシーなクリスマスディナーがおなかいっぱい味わえる特別メニューが出るので、日頃のご褒美によく毎年のお楽しみにしてました☆あぁ。。。恋しい。

と。浸るのはほどほどに。
菰野町といえば湯の山温泉!!終着駅、湯の山温泉駅すぐ近くにある、アクアイグニス。こちらの建物はとってもモダン。広い敷地内には、ケーキ屋さんやお食事ができるところもあります。

源泉掛け流しのこちらのお風呂は、内湯の他に露天風呂もあって、星や月を眺めながら、の~んびり入ることができます。今回も三重に帰ったその日に友人を誘って、早速温泉に行ってきました。とっても気持ち良かったですよ。



そして、この温泉のすぐ近くにパラミタミュージアムという小さな美術館があります。なんでも、イオンで有名な岡田文化財団の美術館。日本画家の片岡珠子や陶芸のルシー・リーなんかの展覧会も来るいい美術館です。このこじんまりとした感じも、じっくり作品を味わうにはとてもいいのです。

また、この美術館の線路をはさんで向かいくらいに、カフェ・スナッグというカフェがあります。茶畑の中にぽつんと建つこちらのカフェ。日替わりランチの『しみじみごはん』がオススメです。ご飯に、お惣菜がワンプレートにのっていて、お味噌汁も付いてくる。そして食後にドリンク付き。おなかいっぱいで、しみじみと幸せを感じてしまいます。
また、お誕生日ケーキなどの注文はリクエストにも応じてくれて、可愛らしいアイッシングも作ってくれますよ。

先日、帰国の際にお世話になった雑貨屋Novi
チェコ雑貨や、手作り作家さんの一点物商品や、文房具を扱うお店です。こだわりの雑貨や文房具に出会えるます。

お邪魔した際に、こんなかわいい来年のカレンダーを見つけたので、つい購入。なんと、三重県カレンダー。かわいいでしょ?


。。。とまだまだ紹介し足りませんが、これだけでも三重県に行ってみたくなったハズ!
菰野町は、特に自然もいっぱいでいいところです。梅雨の前になると毎年ホタルも見れます。のんびりできるのでオススメ。

そして最後は、鈴鹿市にある椿大神社三重といえば伊勢神宮と言われますが、こちらも由緒ただしき神社で、どちらかというと私は静かでゆったりとしているので、伊勢神宮よりも好きです。また敷地内に、松下幸之助が寄進した茶室 "鈴松庵" があります。
ちなみに、芸能や縁結びにご利益ありです。私の厄払いは、ついもこの神社。

書きながら恋しくなってしまった "三重県"ですが、ぜひ訪れてみてくださいね。 

2014年11月11日火曜日

ノビ雑貨店でのイベント終了しました。


ノビ雑貨店でのイベントが、日曜日で終了致しました。


こちらでの展示は、週末の3日間という短い期間でしたが、お越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました。

今回の帰国中に、いろいろと新商品のアイディアが出来たので、さっそく作ってみたいと思います。次回のイベントの際にはぜひご紹介できたらと思います。お楽しみに〜☆









2014年11月7日金曜日

雑貨屋Novi さんでの展示が始まりました。


今日から3日間、三重県菰野町にある“雑貨屋Novi”さんで、Hymaの商品を販売させていただくことになりました。短い期間ですが、ぜひたくさんの方にみていただけると嬉しいです。

ちょっとだけ展示の様子を。。。

レジの横に奥の展示スペースに続く入り口があるので、そのまま奥へ進んでください。

ラオスの様々な民族の刺繍や織物などの商品が、たくさん並びました。どれも一つずつ時間をかけて丁寧に手作業でつくられたものばかり。



サルビアさんで人気だった、モン族の刺繍トート。
内側に天然染色のコットンの布を使っています。
一つずつ柄や組み合わせも違うので、お気に入りの1点を見つけてください。


また、雑貨屋Noviさんでは、文房具やカレンダー・ブローチ・食器などを販売しています。くすっと笑える面白い商品から、1点ものの作家さんの商品までいろいろ揃っていて、私もよく利用させていただいてます。


今回は、来年のオリジナルカレンダーを購入させていただきました。だって、テーマが“三重”なんですもの。ついつい。。。笑

 また、プレイスペースもあるので、お子さん連れの方でもゆっくりお買い物が楽しめますよ。

■ 雑貨屋Novi
三重県菰野町潤田 1091
Tel : 059-393-5548
11:00 - 18:00
http://www.novi-zakka.com/
http//d.hatena.ne.jp/novi-hiro/


2014年11月2日日曜日

月いちショップ


昨日は、蔵前にあるサルビアさんの月いちショップ、「ミャンマーとラオスの美しい手仕事のたのしむ会」に出店させていただきました。

雨にもかかわらず、足を運んでくださったお客様、ありがとうございました。



イベントのご報告を少し。

今回は、Bahar(バハール)さんの書籍「ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅」やミャンマーの織物や刺繍商品の販売と、私、Hymaのラオスの刺繍・織物・編み物などを使ったバックや雑貨などの販売でした。

こちらは、バハールさんのブースですが、ミャンマーの刺繍は私の大好きなテイストで、うっかりたくさんお買い物。。。となりそうなものばかりでしたが、お気に入りを1つだけと決めて、実用的なショルダーバックを購入させていただきました。


この日はサルビアさんだけでなく、“月イチ蔵前” というのが行われていて、そこでとてもびっくりな出会いが。同じビル内の“カワウソ”さんも参加されていたのですが、ずっと行ってみたかった、“まっちん” さんが偶然出店していたのです。


しかも、まっちんさんとは共通の友人がいたりして、なんだか嬉しかったです。

お昼にいただいた “岐阜トースト” 。。。久しぶりの日本のあんこ。さっくりふんわりのパンとバターの組み合わせがおいしかったぁ。



もちろん店内は、たくさんのお客さんで賑わっていましたよ。

今回、久しぶりの再会もあり、新しい出会いもありでとても充実した一日でした。足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。

そして、素敵な場所を貸してくださった、サルビアさん、バハールさん、、、皆さんどうもありがとうございました!

また、今後は清澄白河にある、バハールさんのアトリエショップで商品の販売をさせていただけることになりました。とても素敵なショップなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。


さて。次は、Noviさんでのイベントです。11月7(金)・8(土)・9(日)です。ぜひ遊びにいらしてくださいね。



2014年10月29日水曜日

お知らせ☆


いろいろありまして、ギリギリの告知となりましたが、今週の土曜日にテキスタイルデザイナー・セキユリヲさんのショールームで毎月行われる “月いちショップ” に参加させていただくことになりました。HPよりそのまま。。。↓


11月1日 第45回サルビア月いちショップ開催
  

11月の月いちショップは、
「ミャンマーとラオスの美しい手仕事のたのしむ会」

まだあまり知られていませんが、ミャンマーやラオスなど東南アジアは実はかわいく
美しい手仕事の宝庫。
Baharの春日一枝さんがミャンマーで、Hymaの舘友希さんがラオスで、
それぞれ少数民族の村々を訪ねて見せてもらった美しい織物や刺しゅう小物、
ユーモラスな雑貨を紹介いたします。

未知の国、ミャンマーとラオスの手仕事を楽しみに、ぜひアトリエにお越しください。
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サルビア月いちショップ 「ミャンマーとラオスの美しい手仕事のたのしむ会」

日程 / 2014年11月1日(土)
時間 /11:00~16:00 一般開放
場所 / サルビアアトリエ
    東京都台東区駒形2-1-8 楠ビル302号  TEL 03-6231-7795
    都営大江戸線・浅草線「蔵前」駅下車

出店 /
:書籍「ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅」や、美しい織物や刺繍小物、
 ナガ族のユーモラスな雑貨、手織りキットなどの販売。

:ラオスの織物やモン族の刺繍バッグ、ビーズ織りの雑貨などの販売

  ∞ サルビア
:新シリーズ ざっくり編みくつしたのお披露目やグランマストールなど秋らしい
 アイテムの販売。  

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*クレジットカードはお使い頂けません。現金のご用意をお願い致します。
*場合により、内容の一部を変更する場合もございます。
*画像はイメージです。実際のものとは異なる場合がございます。ご了承ください。
*なくなり次第、終了となります。


  


そして、三重県菰野町でもイベントします。
こちらは3日間のイベントです。ぜひ遊びにきてくださいね!




2014年10月28日火曜日

オーガニックコーヒー

ラオス南部は、コーヒーの生産が盛んです。

私が滞在したサラワン県ラオガーム群に来る途中、パクソンという場所を通るのですが、そこにはラオスのコーヒーメーカーの工場があったり、いたることろに“Coffee”の文字を見ました。高原地帯なので、コーヒーばかりでなく野菜の生産も盛んなようで、キャベツ畑なんかも広がっていました。

そして、ラオガーム群にもコーヒーの栽培を見られるところがあると聞き、連れて行ってもらうことになりました。

茶色い土のぼこぼこした坂道を登ると、小さな家のような“カフェ”がありました。
お休みだったのにもかかわらず、開けてくださり、コーヒーを買われていただきました。



アラビカは少し時期が早かったようで、ロブスタのものだけでしたが、良い香り〜。
こちらで採れた豆は、このドラム缶を使った焙煎機で焙煎するのだとか。手作り感のある、なんとも趣のある機械。



すぐ近くにコーヒーの木があるからと、見せてもらったのですが、これは。。。森。
どこまでも続くコーヒーの深い森でした。



そして、真っ赤に実ったコーヒーの実。これを摘んだあと、中身を取り出して乾燥させるそう。



帰宅後飲んでみたけれど、酸味が少なくすっきりとしていておいしい!カフェオレにもぴったり。

アラビカはどんな味か、次回はぜひチャレンジしてみたいです。









2014年10月23日木曜日

オークパンサーの日

10月8日は、僧侶の長い修行期間の終わりを意味するオークパンサーでした。朝、ラオス人のお誘いで托鉢に出掛けました。



シン(ラオスの巻きスカート)を履いて、ろうそくやお供え用のお菓子を用意して近くのお寺へ。こういう時はいろんな種類のシンが一度にたくさん見られるので、それも楽しみの一つです。



列に並んで順番に托鉢。人数多いので流れ作業のようでしたが、全てのお供えを托鉢し終えました。

またこの日は、夕方から家の門扉にろうそくを立て火を灯したり、メコン川にロウソクを乗せた小さな船を浮かべる儀式が行われるので、とても賑やかになります。次の日はそのメコン川でボートレース。

今回、はじめてのオークパンサーをビエンチャンで過ごすつもりでしたが、いろんなタイミングがあって、この賑やかな街を抜けて夜行バスでラオスの南部へ向うことにしました。

お祭り騒ぎの日は、交通機関も通常通り運行するのか不安でしたが、バス乗り場までピックアップに来てくれるはずのトゥクトゥクがバイクの2人乗りに変わった程度で、無事バスに乗ることができました。

バイクの後ろから見るその日のビエンチャンの街は、家々の門にたくさんのろうそくが灯され、花火が打ち上げられたり、いつも違う風景。それに、この日は偶然にも皆既月食。満月だった月が、はっきりと右半分が丸く欠けていて神秘的でした。

南部は今回がはじめての訪問です。南部に向うこの寝台バスは、同性同士で1つのベットをシェアしなくてはいけません。



今回は乗車してる人も少なくて、私の横に誰も乗ってきませんでした。幸いにも一人でのんびり寝られると思ったら、突然道端でギャルがバスを止め乗り込んできて、私の隣にきてしまったので、知らないラオス人と一緒のベットでパクセーまでの旅となりました。


朝7時頃、パクセーのバスターミナル付近でバスが止まり、そこからトゥクトゥクでローカルバスターミナルへ。

運転手のおじさんに「今日はバスはもうない。きみの目的地までは行けないよ。」「僕が600,000kipで連れてってあげるよ。」と言われちょと本気にしたけど、いや、おかしい。。。ということで、バス停まで行って本当にないか見てみることにしました。バス停が近づく頃、嘘だったことが分かりもうそれ以上何も言わなかったけれど、最初のパクセーの印象はイマイチでした。



気を取り直して、そこから今回の旅の一番の目的地、ホアイフンタイ村を目指します。
ここは先日ルアンパバンで友達になった友人、モンの出身の村。腰端のビースを使った織物を織るカトゥー族の人たちがたくさん暮らしています。
乗り合いバスのサラワン行きに乗り込み、一路ホアイフンタイ村へ!

私以外ラオス人、横の席のおばちゃんのかばんの中にビニール袋に入ったにょろりとしたものが動くけど、見ない見ない、気にしなーい。

バスの一人用の席が空いていたので座っていたら、おばさんがやってきて、「ここはおばあの席だから、後ろに移って」と強引に移動を命じられました。笑
席はまだ空いているのに・・・と思いつつ後ろへ移動。でも、おばあはどこかへ行ってしまったし、十分元気だと思うんですけど。。。

その後もどんどん人が乗り込んでくる中、若い女性が、またおばあの席に座ってしまいました。そうすると、どこからともなく帰ってきたおばあが、またその子に移動を要求。
しかし、バスはいっぱいで席がない。立ったままかと思っていたら、おばあはバスを降りて近くのレストランへ。レストランの外で使われていたプラスチックの椅子をバスに無理矢理持ち込み、「はい。椅子だよ。」ってな具合。

みんな座らないと嫌みたいで、その後もいくつかプラスチック椅子を持ち込んではお客さんを座らせていて、やっとおばあがお客でないことがわかりました。笑


ようやく出発したバスですが、10分ほど走ったところでバスが修理工場のような所へ入っていきます。

そう。故障です。ここから1時間程修理がはじまりました。こういう時は“しょうがない”。の一言で、待ちます。

隣の席に座っていたおばちゃんと世間話をしていると、おばちゃんがあのビニール袋を大切そうに触っています。後ろに座っている女性に、これいいでしょ。安かったのよ、という感じでとても嬉しそう。その正体は、へび。
若い女性がいたので、「食べるの?」と聞いてみると、「うん。おいしいよ。あなたは食べないの?」と逆に聞かれ、「食べない。食べない。」と断固否定。本当に、なんでも食べるんだなぁと関心してしまいました。
へびを持っていたおばちゃんの荷物の中には、何かのシマシマしたしっぽがあったのも気になったけど、怖いので絶対その件に触れないようにしました。笑

そんな世間話をしていると、ようやく修理が終わり出発。

ぎゅうぎゅう詰めのバスは、コーヒーで有名なボラベン高原を抜け、1時間半程で村に連れ行ってくれました。
ラオスのバスは自己申告制なので、「ここでおります!」と言わないと停まってくれません。みんなにさんざん行き先を伝え、近くなったら教えてねと念を押しておいたので、間違わずにばっちり降りることができました。

日本人の友人とカフェで待ち合わせをしていたので、カフェの場所を探します。

第一村人を発見!「カフェどこですか?」と声をかけたその人は、なんか誰かに似ているなぁ。。。

「家の裏だよ。ここから行けば近いからどうぞ。」と、家の敷地内から通してもらって、ようやく友人たちと合流できました。



ここのお庭にはコーヒー豆の木があって、そこで採れたコーヒーをいただきました。酸味が少なくて飲みやすい。ほっと一息休憩です。
カフェでのんびりしていると、さっき家の敷地内を通してくれた方の妹が、私を見るなり「yukiでしょう?」と。「あ。。。もしかして、モンの妹?!」ということで、私がルアンパバンで友達になったモンの家族だったことがわかり、ビックリ。そりゃよく似てるわけだ!世間は狭い。
私が、村に訪れることを伝えてくれていたようで、声を掛けてくれました。嬉しい出会い。出会いとは実に面白い。旅をさらに充実したものにしてくれます。

その後、目的のビース織りを見に行きました。いたる所でカトゥー族の女性が、腰機を使って機織りをしているのですが、ショップも兼ねたこちらの建物には、多くの織物が所狭しと並べられていました

天然染色の落ち着いた色合いの物や、バナナの繊維を使った物など様々な種類のものがあり、手織りだからこそ1つとして同じ物がない。想像以上に素敵なものばかりで、感激のあまり長旅の疲れもどこへやら。

売り物の布たちも然ることながら、彼女たちが履いているシンも素晴らしかったです。この日は求めていた織物に出会え、イベント用の織物も手に入り大満足な一日でした。